・【コリン性蕁麻疹】西洋医学では、アレロックの服用を少しずつ減らしていく治療
・【アトピー】プロペトで湿潤、たまにケラチナミン、外見だけ治療
・【コリン性蕁麻疹】漢方では、黄連解毒湯にて体質を変えていく治療


それでも、あまり改善しないので、
自宅のポストにあった「ぱど」から、気功整体の店を見つけチャレンジしてみる。
あくまでも、科学的に解明されていないことなので、
気休めというか怖いもの見たさ。



ハナからあやし毛だなあ。
そういえば、昔、隣に座っている好きだった女の子が教科書を忘れてきて、
いっしょに俺のを見てたら、陰毛が挟まってたことがあったっけ。
あれで俺の人生が、変わったことは間違いないと思う。
銃の好みもS&W645から、オートマグに変わったもん。



体験は50分3000円。
まあ安いもんだから、という軽い気持ちでドアを開ける。
ちょっとへんなニオイ。
患者は1名、ベッドは1つ。センセイは1名。
こじんまりだ。


自分の番になると、
リラックスしてと、言われながら立たされた。
おもむろにセンセイは、いわゆる気功っぽいポーズを取り始めた。
右手は俺の背中から10センチくらい離し、左手は俺の胸や腹にやはり10センチくらい離れている。その手のひらが、じょじょに動いては、とまり、戻っては動き、を繰り返している。たぶんこれで、悪いところを探しているんだろう。
テレビ文明にどっぷり浸かった現代人の俺だから、そんなことはすぐに分かる。
へへへん。

ちょっとしたら「これはしんさつです」とのこと。
−はい。分かります。


次に取り出しのは、へんなテスターみたいなマシン。
金属の指輪のようなものを右手の中指にはめられ、
それにつながった本体から、テスターの針みたいなものがのびている。
こんどはその針を俺の耳にあてはじめた。
たまに、テスター本体から、サイレンが鳴る。
恐らくだけど、針をあてたツボが、治療を必要とするか、その逆の時に鳴るのであろう。
サイレンは結構うるさくて、まったく遠慮が無い感じ。
俺がもし犬だったら、毛を逆なでされているのと似ている。
って思うだろうか。なんてことを思っていた。


ひとしきり、センセイは俺の耳でサイレンを鳴らして遊んでいた。
そして、中指の指輪のようなものを取ろうとして、
あろうことか、薬指のホワイトゴールドのリングを持って
引っ張っていた。
−これは違うって、泥棒!


気を取り直して、
診察の結果を教えてもらう。


1肺
2心臓
3肝臓
4胃
5左の腎臓
あと胆嚢も悪い
喉はちょっと前までダメだった。もう治る。


とのこと。この順番だそうだ。
とくに1、2番目までが、かなり悪い。あとは平気。
「あとはだいじょうぶね」
−で、でも心臓ダメだったらアウトじゃん



呼吸器系と循環器系に深刻なダメージかぁ。
そういえば父方の家系には結核がいたような。
うーむ。
心臓は昔から急に痛くなることがあったし、、
4年前に胃痛に悩まされたときも、
血の巡りがわるいよって言われて、それを改善したら
劇的に治ったっけ。


それに、アセチルコリンとか、副甲状腺が関係するんだよな。
であれば、胸から喉にかけてが悪いってのは、
合致するような。。。。


いよいよ、施術が始まった。